妃奈のブログ

喪女、赤裸々

喪女、セラピの誕生日をお祝いする


初めて呼んだセラピがめちゃくちゃ好みだったのでリピをしました。
詳しくは喪女が初めて女風を利用した編をご覧下さい(8000字もあるので読まなくていいです。)

前回私がパネル指名をしたM君、正直言うととてもよかった。施術は丁寧、シャワーや性感等の挙動の一つ一つがアホみたいにエロい、言葉責めが巧みで長けている、最後の最後にはホテルを出る際恋人繋ぎをして駅の改札までお見送りという徹底っぷり。
この人私の彼氏?正直彼氏だったら結婚なんぞすっ飛ばして墓の購入まで検討するレベルの男であった。一緒の墓に入るには何億必要なのか今度店に問い合せてみようと思います。(嘘です)

 

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1回試してみた〜い!経験してみた〜い!寂しい〜!人恋し〜い!ぐらいの気持ちで女は度胸!いったれ!のノリで試してみた女風でこんな当たりクジを引くと思ってもみなかった私は当たり前のようにM君のTwitterをフォローし「来月は誕生日の月なのでたくさん出勤します☺️」のツイートを見て安易にもリピを決定したのだった。

さて、皆様は"暴挙"という単語をご存知でしょうか。

ぼう‐きょ【暴挙】
意味 乱暴な振る舞い。不法な行動。無謀な企て。

さて勘のいい女風ユーザーさんならなんとなく察していただけるのではと思いますがこの単語をなんとなく頭の隅に置いて読んでくれると嬉しいです🎵

 

誕生日と言えばプレゼントですよね。
最初は「M君は喫煙者だから煙草ワンカートンくらいがちょうど渡しやすいのではないか。」と考えていた。
その時の私〜!!帰ってきてくれ〜!そこで思いとどまっていてくれ〜!頼む〜!!頼む…控えめな客のままでいて……。

そんな感じで今の私の事など露知らずTwitterをスイスイ眺めているとタイムラインにひとつの呟きが流れてきた。M君だった。


『ごつい蛇のついたピアスを自分へのご褒美に買いたいけど高くて震えている』


「オイオイ、震えとるやんけw」
誰もいない自室でスマホに向かって独り言を言う女、爆誕

そこで気がついたんですけどその段階くらいで私は既にリピの予約を入れてたっぽい。
無意識って怖いな。

「蛇のピアスか〜。」
そこで気づいたのだがM君のTwitterを見るに彼は爬虫類が好きらしい 中でも蛇が一番好きだと、これは後々知った。
ネットの海でアクセサリーのサイトの島を右から左へプカプカ揺蕩っているがなかなかいいものが見つからない。

「これ、アクセサリー売ってる店に行った方が早いな…」
そう思うや否や私は嘴平伊之助も驚くスピードで電車に飛び乗り都会(田舎)へと繰り出した。
猪突猛進という言葉はイノシシか私かどちらかの為に作られた諺と言っても過言ではない。

 

あとこれは補足なんですがついでに美容院も行っちゃお♫ってホットペッパービューティーで予約したんですがついた美容院がめちゃくちゃキレイで高級だった上に私の髪のダメージが酷すぎてやりたいコテ巻きデジパが出来なくて結局何もせず予約をキャンセルして店を出ました。誰か殺して。

 

羞恥心による殺されたい願望を抑えつつプレゼントという名の貢ぎ物を物色しに以前女風を利用する前に何時間も徘徊したショッピングモールへ向かう。
確か可愛くて個性的なシルバーアクセサリーの店が2店舗程かあったはずだ。
店の外からチラリと店内を見るだけでオンラインサロンかなにかの勧誘か?レベルのノリとテンションと勢いの店員(多分店長)が存在し、その店長がやたら強く一度捕まってしまうと終わりなので普段は店の前を通る時は店自体に視線を合わせないようにしているのだが(ポケモンバトル?)今回ばかりはお世話になろうと思う。

 

それはもうめちゃくちゃに絡まれめちゃくちゃに色々進められめちゃくちゃにめちゃくちゃだったので購入までの流れはめちゃくちゃ省かせて頂きます。


書いてたら夜が明けるので。


結局シルバーの白蛇モチーフのめちゃくちゃ可愛いリングがあったのでそれをラッピングして頂き購入させていただきました。対戦ありがとうございました。死ぬほど疲れた。

M君の望みはピアスだったが蛇モチーフのピアスは残念ながら見当たらなかったのでそのままフラフラと色々な店を見て回る。
自分自身ピアスを結構開けているので自分のピアスも欲しいなぁ、とよく行くボディピアスの専門店に入った。店員さんと話をしながら自分用のピアスを選び「もう少し店内見てもいいですか?」などと他愛も無い会話をしながら振り返ると一匹の蛇と目が合った。

「蛇!?!?!?」
蛇だ!!蛇……!!蛇のピアスだ…!!!
「可愛いですよねそのピアス!蛇ちゃんになってるんですけど〜……」

 

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スペースキャット状態の私。ぞろぞろ並ぶ多種多様な形の蛇のピアス。最早聞こえない店員さんの声。
何故?何故先にこっちの店に来なかった?
灯台もと暗しとはまさにこの事だ。いつも行く店過ぎて目当てのものしか買わず店内をろくに見ることも無かった過去の自分を殴りに行きたい。
きっとM君をこの店に連れてきたらめちゃくちゃあの涼し気な目が燦燦爛爛と輝くことだろう。ねっ、Diggy-MO'。

https://youtu.be/SJLwyuLy1eI

 

 

心の中のDiggy-MO'太郎もウルァ!と頷いてくれたし有難い事に誕生日プレゼントを一個しか渡してはいけないなんて法律もこの国には無い。(既にBâton D’orも二箱買っている)(Bâton D’orはめちゃくちゃ美味しいポッキーみたいなやつなので見つけたら絶対に買って食ってください。)

 

今更思うが会うの2回目の相手に誕生日プレゼントを3つも渡すな。
オタクくんと地下アイドルのチェキ会や握手会の様子がふっと頭を過ります。気持ち悪いってきっとこういう事なんですね。

然し私も根っからのオタクくんなものでM君の欲しい物が見つかったという喜びにまたプレゼント選びが楽しくなってしまい3つ目のプレゼント購入に至る運びとなったわけです。
しっかりラッピングもしてもらった。ウキウキで購入を済ませ帰宅したが財布の中身はもちろんスッカラカンである。こんにちは、フリー素材反面教師です。


そうこうしてると予約当日なわけですが予約前にケーキ屋さんに行きチョコケーキといちごのケーキを買った。普段あまりケーキの類は食べないがケーキの無い誕生日なんて宛ら坊さんのいない通夜である。(怒らないでください)
M君がチョコケーキが好きというのは事前に質問箱でチェック済なので(多分バレてる)(バレていない方がおかしい)ケーキ屋で悩むことは無かった。いちごのケーキは私が食べたかっただけです。
なんとなく両親にもケーキを買って帰ったのですが娘が急にケーキなんて買ってきたものだからなにか裏があるのでは?と疑われました。親孝行します。

あとこれは後世にも伝えていきたい事なのですがケーキ屋さんでフォークを貰わないと私たちのようにラブホで割り箸でケーキを食う羽目になりますのでお気をつけて。


昼間からネトフリでホラー映画を見たり(引きこもり陰キャ)化粧をしたり持っていくプレゼントやらなんやらを準備していると待ち合わせの時間が近づいてきた。


この前もそうであったが誰かのために何かを準備する時間というのは楽しいものである。
恋人というものにとことん縁がないがゆえ、誰かのためにメイクをする、下着や服を選ぶ、髪を巻く、そうやって自分の持ち得る魅力を高めて高めて、「今日かわいいね」のたった一言を彼からかけて貰うのも私の女風利用における一つの理由であったりする。

誰からであれ可愛いね、と言われて嫌な気分になる人は少ないのでは無かろうか。なので私はそういう準備の時間も引っ括めて女風利用の日は自分自身のためにその日丸一日を費やす事を決めている。あ、今決めました。
何も特別な事はしなくていいと思う。いつもより少し丁寧にメイクをしてみるとか、前日の夜にいつもより少し高いパックをしてみるとか、マスカラもリップも少し欲張ってみるとか、いつもは着ないような服にチャレンジしてみるとか、彼らセラピストさん達って言うのは私たちのそういう細かな所を見つけて褒めてくれることに関してもプロだからそんな気持ちも楽しめると女風利用ももっともっと楽しくなる。と、思います。

あと利用するのを迷っている人にはこの言葉でもきっかけになって貰えたらな〜、と。

 

 

時間になり待ち合わせ場所の駅前に行く。
今回は何故そうなった?という感じだがM君直々にお車でお迎えに来てくれるという事でやけにソワソワしていた。
車?送迎付き?本人が?私はお姫様か?浮かれに浮かれ高いヒールの靴で来てしまった為産まれたての小鹿状態だが事前情報通りの車でやってきた数週間振りのM君が窓から顔を出す。
「久しぶり〜。」
え?カレカノ

 

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すみません錯覚だったようです。

 

「お、おじゃましまシュデュ……、、」
呂律が回らず完全に不審者。
母以外の車の助手席なんて何時ぶりだろうか。
しかも男性の車である。
あまりキョロキョロしてこれ以上不審者度を上げてしまっては不審者度がカンストしてエターナル不審者になってしまう。
「元気してた?」車を発進させつつ声をかけてくるM君。
「あ、うん元気、……ィイ!?」

 

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すみません、Bボタン連打の進化キャンセルが追いつかず運転する男フェチポケモンに進化してしまいました。
なんだ?エロいぞ、エロすぎる。
ハンドルさばきについつい見惚れていると「どした?」と声をかけられてしまった。
おめでとう、レジェンド不審者に昇格です。


急に落ち着きを取り戻して話を変えますがM君とはめちゃくちゃオタク趣味が合うので鬼舞辻無惨って超ウザい、最後の最後までマジでカス という話で盛り上がったあと「うちの悟くんが最近夢女に人気で本当に悲しい。俺の方が好きなのに」という五条悟リアコ発言をかまされて一通り爆笑しました。
そんなこんな話をしてたらいつの間にかホテルの駐車場でした。は?早ない?

駐車場に車を止めてそのまま部屋へ上がるタイプのホテルだったので車を降り階段を上る。
「ん、」と手を差し出すM君、その手をギュ……、と握るワイ。
「あ、荷物荷物…、」

 

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「い、いや ひな、ひな自体が社会のお荷物なので!!!!いいんです!!これで!!!!」

は?何?なんだ?何も良くないが?
意味の分からない言い訳で乗り切り(乗り切ったとは言ってない)おててを繋いだままお部屋へ。

毎回思うがこの部屋に入る瞬間ってワクワクするよね〜。ねっ、みんな〜?

 

今回はM君のお誕生日祝いということもありホテルの一番グレードの高い部屋にした。見栄の張りすぎである。

ウェルカムドリンクを頼み(今回はあった)、お風呂の準備をしてもらう。
身体の隅々までを余すことなく密着されながら泡だらけの手で洗われる行為は恥ずかしさも去ることながらえも言われぬ優越を感じる。
裸の男が跪いて私の爪先までを丁寧に磨く。
安くはない金額のお金を使い、得た対価というか、多分普通のセフレとでは間違いなく無いであろうこの時間が私は好きでたまらない。
セフレとも恋人とも違う赤の他人の男の人との一線は超えないお金の上で成り立つこの奇妙で歪な安心した数時間が楽しい。

 

でも股間を腕でズルゥ!グチュウ!洗われるのは恥ずかしいんですけどもね(千原ジュニア)
綺麗に身体を洗われた後は部屋付きの露天風呂に一緒に入った。ラブホの露天風呂なので景色がめちゃめちゃいいとかそういうのは無かったけどこの時点ですごく心は満たされていた。

「いいな〜この部屋……まったりする……またこの部屋取ろう……」
「そやね〜…、めっちゃ気持ちいいけど俺すぐ逆上せるんよね」
「そういう事は早めに言ってよね!(ザバァ!)」

この後一緒に割り箸でケーキをつつきながらプレゼントを渡し、めちゃめちゃ喜んで貰えました。たまに写メ日記の自撮りなんかで身に付けてくれてるのを見るとニコォ…♡(キモオタスマイル)となります。

オイルマッサージも全身リップもフェザータッチもレベルアップしていて身体ガクガクゥ!膣ビクビクゥ!なって軽くイキましたがそこら辺は割愛させていただきます。(恥ずかしいので)

 

それでは今回はこの辺でさようなら。

おしり